放射線治療計画
放射線治療計画は以下の手順で行います。
- 患者さんへの説明
事前に用意した「説明書」および「同意書」を用いて、放射線治療の目的、具体的な方法、期待される治療効果、期間、有害事象などの説明および同意の取得を行います。 - CTシミュレータを用いた照射部位の決定、マーキング:部位によっては固定具(シェル)を用いることもあります。
- 照射方向、門数、投与線量、総線量などの決定
- 線量分布の作成、確認
放射線治療
- 放射線外来で受付を行い、放射線治療室で治療を行います。治療終了後は、再び放射線科受付で会計を行います。
- 治療開始日初日にライナックグラフィを撮像し、実際照射された部位の確認、調整を行います。
診察・経過観察
- 放射線治療期間中は、外来患者さんで週1回、入院患者さんで1回/10日程度の診察を行います。また、症状がある場合や希望がある場合は随時診察を行います。
- 治療終了後の患者さんについては、疾患や病期、有害事象の出現時期に応じて外来で治療診察を行います。