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MRI(磁気共鳴画像)検査

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MR検査

MRI(磁気共鳴画像)検査とは、強い磁場と電波を使ってからだの内部を調べる検査です。
放射線の被曝を伴わずに様々な角度から体の断面の画像を得られます。
当院では3.0T(テスラ)と1.5Tの最新の装置を導入しており、頭部、脊椎、腹部、乳房、関節など全身の検査に対応しています。

MRI検査についてのご注意

MRIは安全な検査ですが、とても強い磁場を使用します。

また狭い筒状の検査機器の中に寝た状態で検査を行います。

そのため次のような方はMRI検査を受けられない場合がありますので、検査前の問診で検査担当者にお知らせください。

  • 心臓ペースメーカー・埋め込み型除細動器(ICD)などを身につけている方
  • 体内に脳動脈クリップや人工関節などの金属が埋め込まれている方
  • 人口内耳などの電子機器類を体内に埋め込まれている方
  • 閉所恐怖症の方

 

また以下の物は、故障の原因や検査の妨げになるので検査前に必ず取り外しておいてください。

  • 金属類・・・眼鏡・アクセサリー・ヘアピン・鍵など
  • 電子機器類・・・補聴器・携帯電話・腕時計など
  • 磁気カード類・・・キャッシュカード・クレジットカード・診察券など
  • その他・・・はずせる入れ歯・金属のついた下着・使い捨てカイロなど

検査中のご注意

  • MRI検査は通常20分~30分ほど、検査内容によってはさらに時間がかかる場合があります。
  • 検査中は装置から大きな音がしますが、心配いりませんので体を動かさないよう注意してください。
  • 検査によっては息を止めながら検査します。担当者の指示にしたがってください。
  • 検査中、もし気分が悪くなったり、異常を感じたらナースコールでお知らせください。
  • 小児の患者さんはお薬を使って眠った状態で検査を行うことがあります。

造影剤使用上の注意

検査によってはMRI用造影剤を使用することがあります。

造影剤は通常静脈より注射します。

MRI用造影剤は比較的副作用の少ない安全なお薬ですが、次の点にご注意ください。

  • 腎臓の機能が低下している場合、造影剤が使用できない場合があります。
  • ぜんそくにかかったことのある方、アレルギー体質の方は担当者にお知らせください。
  • 造影剤注入後に気分が悪くなった場合、すぐに担当者にお知らせください。
  • 妊娠中の方は造影剤が使用できない場合があります。主治医にご相談ください。
  • 授乳中の造影検査は可能ですが、不安のある方は主治医にご相談ください。