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当院の目指す姿

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当院の目指す姿

“女性と子どもに優しい病院”を目指します

当院は、総合周産期母子医療センターとして、超低出生体重児、心疾患等の他科合併症を有する児、救急救命管理を要する異常妊娠・分娩・合併症妊娠の母体を県内外から多数受け入れてきました。新病院では、総合周産期母子医療センターを中心とした小児・周産期医療はもちろんのこと、女性特有の疾患やメンタルヘルスケアへの対応等もさらに強化し、お母さんと幼い命を守る拠点としての役割を果たします。

また、遠方より長期入院を余儀なくされるお子さんのご家族に対しては、経済的・精神的な心配が少しでも軽くなるよう病院敷地内にファミリーハウスを設置し、お子さんの様子をすぐ近くで見守ることができる環境を整備しています。

さらに、院内保育や病児保育の整備、ライフスタイルに応じた勤務形態の選択などにより、職員にとっても働きやすい職場環境づくりに取り組んでいます。

“専門性と総合力を活かした病院”を目指します

当院では、小児・周産期医療部門、内科系部門、外科系部門、中央診療部門から構成される数多くの診療科を有し、幅広い分野の診療を行います。それぞれの診療科が専門的な診療を提供するとともに、一つの専門診療科だけでは対応が困難な患者さんや複数の病気を持つ患者さんに対しては、診療科の垣根を越えて各診療科が連携しながら、総合的な視点から最適な診療を提供します。

“患者さんと誠実に向き合う病院”を目指します

当院は、一人一人の患者さんを大切に、常に患者さんの目線で良質の医療と看護ケアを提供する病院でありたいと考えています。病気で苦しんでいる患者さんに思いやりと温かみのある気持ちを忘れず、心の安らぎを与える病院を目指して、職員一同、努力を続けてまいります。

新病院では、外来予約から入退院支援、各種相談等を一体的に行う患者サポートセンターを設置し、患者さんやご家族が安心して治療を受け、なるべく早く社会復帰ができるように多職種で支援していきます。

また、事前予約制を推進することで患者さんの待ち時間の短縮を図るとともに、スマートフォンによる待ち時間の通知、コンビニやカフェの設置、自動精算機のキャッシュレス化などで、患者さんの利便性の向上に努めます。

“地域の医療機関とともに歩む病院”を目指します

当院では、地域の医療機関(かかりつけ医)と緊密に連携して、切れ目のない良質な医療を提供します。日常的な病気の治療や日頃のケアは、かかりつけの医療機関にお願いし、より専門的な検査や治療が必要な場合に当院が担当させていただきます。そして当院での検査や治療が済み、症状が安定していると判断された場合には、かかりつけの医療機関に逆紹介し、治療を継続していただきます。かかりつけ医療機関と当院の間では、熊本メディカルネットワークを利用した情報共有を行い、円滑な連携を図ることで、患者さんは安心して一貫的な治療を受けることができます。

“災害に強い病院”を目指します

当院では、熊本地震の経験を教訓として、最新の免震装置や耐震性のある受水槽等を設置し、発災後も診療が継続できる機能を整備しています。屋外やエントランスホールに十分なスペースを確保し、災害時にはトリアージ及び患者治療スペースとして使用します。また、ライフラインについては二重化を進め、食料や医薬品などの備蓄と併せて、一定期間、自律的運営が可能な病院となっています。