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胎児心臓外来

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特色

 先天性心疾患(生まれつきの心臓病)は出生児の約1%に見られ、そのうち約30%が重症な心臓病です。

 胎児診断の目的は生まれる前から病気をみつけ、赤ちゃんを後遺症なく救命することです。計画的な出産

 と治療を行うことで救命の可能性は高まります。

 当院は総合周産期母子医療センターと小児心臓外科があるため、重症な先天性心疾患の治療が可能です。

実施内容

 胎児診断は産婦人科外来にてエコー検査で行います。胎児への負担はなく、妊娠18週〜20週台前半に多くの心臓病の診断が可能です。県内外の産科の先生から心臓病疑いの胎児をもつ妊婦さんを紹介して頂いています。2019年10月に新病院を開院して以降、胎児診断数は年間約50例です。診断した病気・予想される経過・分娩時期と方法・出生後の治療などを妊婦さんとご家族にお伝えします。出生前のこどもさんの病気の告知は大きなストレスであるため、関係スタッフが精神的な支援を行なっています。

実施日

 月曜日と金曜日の午後(午後2時〜午後4時30分)

担当スタッフ

  • 産科 本田律生 氏岡威史 本田智子
  • 小児循環器内科 八浪浩一 西原卓宏 中島光一朗 林勇佑

申込方法

 紹介元の先生から外来予約センター(TEL:096-365-1607)にご予約のお電話をお願いします。

 直接、医師に取り次ぎます。(紹介内容を事前に把握したいため)

 また、患者さんからのお問い合わせも外来予約センターにお願いします。