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外来化学療法室

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特色

がん薬物療法は、治療薬の進歩や副作用対策などにより外来での治療が一般的となってきました。外来化学療法室は、外来でのがん薬物療法を支援する部門となります。外来でがん薬物療法を受ける事のメリットは、家族と一緒に過ごせる(住み慣れた家・地域)、仕事しながらの治療継続が出来る、家庭での役割を果たす事が出来るや心身のリラックスが出来るなどが挙げられます。逆に、デメリットとしては、副作用への対応がご自身やご家族の対応となる不安や調子が悪くなった時の対応などが考えられます。

そこで、外来化学療法室では、がん薬物療法を安全に行う為に以下の対策を行っています。

 

  • 外来化学療法室での治療前に、パンフレットを用いたオリエンテーション
  • 治療当日に、自宅での様子などを問診票を用いて聞き取り
  • 治療前日までに多職種(医師、薬剤師、看護師)によるカンファレンスの実施と院内における情報共有

業務内容

治療時間

平日午前8時30分から開始し、午後5時までに治療終了する様に対応しています。

※自宅で不安に思う事などがあれば、看護師が電話対応しています(平日8時30分から17時まで)

※平日の時間外、土日、祭日、年末年始は、救急外来での対応となります

治療の流れ

例)採血→外来化学療法室で状態確認(問診)→診察→治療→会計

※医師の診察前に、外来化学療法室の看護師が状態や副作用発現のチェックを行います

※体調や採血の結果を確認後、主治医の指示でがん薬物療法を行います

※治療薬などにより、治療の流れは変わります

設備

ベッド7床+リクライニングチェア3床にて稼働しています。

薬剤の調製は、隣接している無菌調整室にて行います。