特色
産科
当院は、総合周産期母子医療センターであり、県内の産科医療施設からの母体搬送を受け入れています。早産、胎児発育不全などのハイリスクの妊娠・分娩、合併症妊娠に対して当院の新生児内科などの診療科部門等と連携して治療を行います。胎児の先天性心疾患をはじめ新生児外科疾患(先天性腸閉塞疾患、脊髄髄膜瘤)などの胎児形態異常に対しては、出生後の適切な治療に移行できるように出生前から関連診療科と協力して診療にあたります。また、ユニセフ・WHO(世界保健機構)が認定する「赤ちゃんに優しい病院」にも認定されており、「母乳育児成功のための10カ条」を推進しています。2020年4月からは6床の母体胎児集中治療管理室(MFICU)が稼働しています。
婦人科
不妊症や月経異常等の治療については、系統的かつ個別化した診療を行い自然妊娠の可能性を最大限に向上させ、生活の質が改善できることを目的とし、さらに、必要に応じて院外の不妊症専門施設と連携します。腹腔鏡下手術は不妊症の診断・治療、子宮内膜症、良性卵巣腫瘍や異所性妊娠に対して対応可能です。
婦人科良性疾患の薬物治療や手術、婦人科悪性腫瘍に対しては手術、がん薬物療法、放射線療法を総合的に駆使して対応します。さらに若年者においては将来妊娠・出産が可能であるように妊孕性の温存を考慮した治療を行います。医療機関の認定(学会認定研修施設等)
- 熊本大学産婦人科研修プログラム連携施設
- 日本産科婦人科学会腫瘍委員会登録施設
- 日本周産期・新生児医学会周産期専門医(母体・胎児)基幹認定施設
主な対象疾患
早産等の異常妊娠、合併症妊娠、不妊症、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫、婦人科領域の炎症・感染症、婦人科悪性腫瘍疾患、更年期・老年期障害
主ながんに関する治療内容
詳しくみるアピールポイント
スタッフ紹介
科長
本田 律生 (産科・婦人科部長)
Ritsuo Honda
- 医師免許取得年
昭和63年(1988年) - 専門分野
生殖内分泌・不妊症 - 指導医・専門医・認定医
熊本大学医学部臨床教授
日本産科婦人科学会専門医・指導医
日本生殖医学会生殖医療専門医
科長
大竹 秀幸 (産科・婦人科部長)
Hideyuki Otake
- 医師免許取得年
平成2年(1990年) - 専門分野
婦人科腫瘍 - 指導医・専門医・認定医
日本産科婦人科学会専門医・指導医
日本婦人科腫瘍学会専門医・指導医
がん治療認定医
母体保護法指定医
医師
本田 智子 (産科・婦人科部長)
Tomoko Honda
- 医師免許取得年
平成11年(1999年) - 専門分野
生殖内分泌・不妊症 - 指導医・専門医・認定医
日本産科婦人科学会専門医・指導医
日本生殖医学会生殖医療専門医