避難生活をされている方へ【ご注意・ご案内】

2016.05.03

平成28年熊本地震は未曾有の大災害となり、さまざまな健康被害が発生しています。
ここでは、その中でさまざまな健康への影響が懸念される情報をお知らせいたします。

 【エコノミークラス症候群予防について
 【誤嚥性肺炎の予防について
 【熊本県全域の乳癌患者さまを対象とした「乳がん患者相談会」のご案内
 【災害時の口腔ケア方法について
 【避難所における感染予防のためのお願い
 【人工内耳を装用されている避難中の皆様へ
 【糖尿病治療中の方へ
 【赤ちゃんが泣いて、母乳の出が少なくなったなと感じている方いませんか?


【エコノミークラス症候群予防について】

リハビリテーション室

今回の地震による避難生活でエコノミークラス症候群になる方が増えています。
定期的に体を動かし予防していきましょう!
エコノミークラス症候群1
エコノミークラス症候群2

【誤嚥性肺炎の予防について】

リハビリテーション室 言語聴覚士

避難生活が続くと疲れがたまり、飲み込む力が弱くなることがあります。そこから誤嚥(飲食物が気管・肺に入ること)し、肺炎の危険性が高まります。
特にご高齢者は注意して、周囲の方も気にかけていただけるようお願いします。
誤嚥性肺炎1
誤嚥性肺炎2

【熊本県全域の乳癌患者さまを対象とした「乳がん患者相談会」のご案内】

患者さまへの情報提供や不安の解消を目的にした相談会が、熊本大学医学部附属病院で行われている「乳がん患者相談会」の対象患者さんを拡大し、熊本県全域の乳癌患者さまを対象とした会として開催されることになりました。
各避難所の状況や避難生活中に気をつけておいた方が良いこと、県内外の緊急の受け入れ先などに関する情報など、情報が錯綜する中で貴重な情報が得られますので、是非ご参加ください。

乳がん患者相談会
2016/4/23(土曜日)13:00~
熊本大学医学部附属病院 西病棟3階カンファレンス室

【災害時の口腔ケア方法について】

災害時の口腔ケア方法

【避難所における感染予防のためのお願い】

避難所では多くの方々が集まって生活することから、かぜやインフルエンザ、嘔吐下痢症などが流行状況となっております。避難所での感染予防のため、手洗いを感染対策にご協力をお願いいたします。
感染予防のためのお願い
感染予防のためのお願い2
感染予防のためのお願い3

【人工内耳を装用されている避難中の皆様へ】

リハビリテーション室 言語聴覚士

人口内耳

【糖尿病治療中の方へ】

まず身の安全確保が第一ですが、そのあとは糖尿病や高血圧などの“慢性疾患”への対応も重要です。これらの病気はすぐには症状がでませんが、放置すると命にかかわる場合もあります。
糖尿病に関しては食事状況(十分な栄養がとれない、炭水化物中心の食事にならざるを得ない、等)、生活環境の変化、心身へのストレスなどから、血糖が上昇する場合と低下する場合がありえます。
・お薬は欠かしていませんか?
 可能な場合はすぐに通院して処方をうけてください。
・水分は十分に、こまめの摂取を心がけましょう。
 エコノミークラス症候群、その他の病気の予防のためにも重要です。
・インスリンを使用中の場合には
 持効型のインスリンは原則としてふだん通り(~少し減量して)注射します。
 持続の短い食前インスリンは食事量に応じて調節も考えてください。
 できるだけ血糖を測って対応しましょう。
 ・内服の血糖降下薬を使用中の場合には
 食事が少ない場合には一時的に減量または中止を考えてください。SU薬(アマリール、グリメピリド、グリミクロン、グリクラジド、ダオニール、オイグルコン、グリベンクラミド、等)では特に低血糖に注意が必要です。
 SGLT2阻害薬(“尿に糖を出すくすり”)を内服中の方は、脱水症になお一層注意して、水分が不足しがちな状況では一旦中止してください。
ただし、なるべく自己判断せずかかりつけの医師の指示に従ってください。

【赤ちゃんが泣いて、母乳の出が少なくなったなと感じる方いませんか?】

母乳育児を継続したくても、今回の地震のストレスやショックで一時的に母乳の出が少なくなってしまうこともあります。また、赤ちゃんはお母さんが不安に思う気持ちを敏感に感じとって泣いたりします。
母乳には赤ちゃんが必要としている栄養と免疫が含まれているだけでなく、授乳することで母子の肌が触れあい、心のケアにもなります。抱いてもらったり、おっぱいを吸ったりすることで赤ちゃんは安心します。赤ちゃんが欲しがる時に欲しがるだけ授乳しましょう!そうすることで、母乳の出がよくなりますよ。
当院は赤ちゃんにやさしい病院(BFH) に認定されており、災害時ほど母乳育児が重要と考え支援しています。お困りのことがあれば、母と子の相談室へお越しください。また、24時間ホットラインでの電話相談にも対応しています。
妊娠中の母乳育児支援も行っていますよ。ぜひ、ご利用ください!
24時間ホットライン:096-365-1726
病院代表:096-365-1711
関連サイト(PC版):日本母乳の会 https://www.bonyu.or.jp の災害時特別メニューの母乳育児Q&A特別編を参考にしてみてください。
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