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市民病院の現況

2010年3月

熊本市民病院
首席診療部長 外村 洋一
(研修医担当)

 熊本市民病院のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
 当院は22診療科、病床数562床(一般病床550床、感染症12床)を有する県下随一の総合病院(医師数128名)として、年間の入院患者数約17万人、外来患者数約25万人を数えています。
 また、一般医療のほか高度・特殊医療を担う自治体病院として、その役割を果たしています。
 ご存じのとおり、病気は重症になればなるほど、病態は複雑化して、1診療科では対応できない場合が多々あります。このような時に、当院は各診療科との連携を図ることで総合病院の特性を活かして、高度な医療を提供できると自負しています。
 また、当院は臨床研修指定病院として新研修医制度のもと、臨床医師の育成にも力を注いでいます。当院独自に採用し無事研修を終えた研修医は、これまでの5年間で45名を数え、それぞれが巣立っていき、いろいろな分野で活躍されています。
 平成22年度も研修医応募者16名の中から当院採用が8名、これに熊本大学附属病院の協力型病院として4名の新研修医受け入れを予定しています。このように、全国の医学生から厚い信頼を受けていることを大変うれしく思っています。
 今後とも地域の医療機関と連携を図りながら、患者様の権利を尊重し、最善の医療を提供することを基本方針に皆様から信頼され、愛される病院を目指して、全職員が取り組んでまいりますので、ご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

2010年3月4日

2010年1月

熊本市民病院
看護部長 井手 州子

 明けましておめでとうございます。力強い「寅年」の幕開けです。
 2009年は、「新」の文字に表わされるように市民病院も、4月に地方公営企業全部適用に移行、5月には、当院第1号の認定看護師が誕生しました。認定養成受講は、さらに集中治療、新生児ケアと続いています。そして世界中を悩ませた新型インフルエンザの流行で当院の役割である感染症対策のための体制作りに全職員あげて取り組み、その一環として11月には血液腫瘍内科が北2階に移るという大きな動きもありました。さらに、年末の12月25日には、待望の院内保育所「ことことランド」が職員住宅1階に開設されるという嬉しい出来事がありました。産休・育休の人数が常時20人以上占める看護部門ですが、コメディカルの職員の皆さんにも、また特に女医さんが増えてきている昨今には、安心して働くために必要な施設ができ喜ばしい限りです。開所式は、運動会でもできそうな広々とした保育室で7人のお子さん方とご家族が参加され、楽しい雰囲気の内に執り行われました。職員の皆様、保育環境が整っている「ことことランド」を是非一度見学に行ってみてください。
 もうひとつ忘れてはならない嬉しい出来事は、1月4日、産院から10人の職員を迎えることができ市民病院で一緒に仕事をしていく仲間が増えたということです。年末12月30日を持って60年続いた産院はその歴史に幕を閉じました。異動してこられる皆様には、その培われた力を周産期医療に注いでいただき、これから本格的に実施する助産師外来やNICU3床増床のためにご協力をお願いしたいと思います。
 21世紀になり10年目の年、力強い虎のように勇猛果敢に市民病院の良さを市民の皆様にお知りいただけるよう取り組んで参ります。

2010年1月4日

「ことことランド」開園式の様子


2009年12月

熊本市民病院
事務局長 永田 剛毅

 皆さんご承知のとおり、現在の市民病院は昭和54年建設の南館、昭和59年建設の北館、平成14年建設の新館(管理棟)の3棟構成となっています。
 建設後30年を経過している南館は老朽化が目に付くようになってきており、今年度、将来を見据えた市民病院の整備構想の策定に着手したところです。
 この南館、北館の建設やNICUの整備など今の市民病院の礎を築かれたのが、去る11月11日に亡くなられた河津龍介名誉院長です。故河津名誉院長は昭和45年に産婦人科部長として市民病院に来られ、昭和50年から昭和58年まで院長として市民病院の発展にご尽力いただきました。故河津名誉院長のご功績にあらためて感謝申し上げますとともに心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 また、12月30日をもって、附属熊本産院が市民病院と一体化され閉院となります。
60年近い産院の歴史に幕を閉じることになりますが、そこで培われた赤ちゃんにやさしい病院としての精神はしっかりと市民病院で引継ぎ、さらに発展させ、熊本市が目指す「子育てしやすい熊本市の実現」の一翼を担っていかなければならないと考えています。
 このため、市民病院においては来年2月からNICUを3床増床するとともに、現在、試行的に行っている助産師外来を本格的に開始いたします。
 このような取り組みなどにより、熊本県における総合周産期母子医療センターとしての機能の充実を図ってまいりたいと考えています。

2009年12月1日

2009年11月

熊本市民病院
副院長 岳中 耐夫

 11月に入り秋の盛りとなりました。例年なら食欲の秋、スポーツの秋として良いシーズンを迎えているところですが、今年は世界中で新型インフルエンザの流行で大変な事態になっています。熊本でも学校閉鎖や部活の自粛、また修学旅行や運動会シーズンでもあり中止にするかなど対応も難しい状況もあるようです。
 さて、市民病院は感染症法による第1種および2種指定病院であり、今回の新型インフルエンザの対応も従来より検討していましたので他病院ほど慌てることなく検査や診療を行う準備はできています。しかし、現在は全ての医療機関で診察可能となっていますのでインフルエンザに感染したと思われる場合は最寄の医療機関を受診することをお勧めします。今回の新型インフルエンザは現在のところ若年者、特に中学、高校生に多くの感染者が出ています。やっと待望のワクチン接種も始まり医療関係者が終わると、今月より妊婦やハイリスクの病気の方の接種が開始されます。
 市民病院では当院のかかりつけの主治医を通して予約を受け付けることになっています。御希望の方は主治医の診察時に相談してください。
 新型インフルエンザも季節型インフルエンザも日頃の予防が大切です、特に「手洗い」と「うがい」は習慣付けてください。咳が出る場合はマスクをつけて外出を控えましょう。また過労や睡眠不足、暴飲暴食はさけて抵抗力を日常より保持しておくことが感染症に罹らない一番の対応策と思います。

2009年11月4日

副院長