診療科のご案内【腎臓内科】


重要なお知らせ

2016年4月の熊本地震以降、本院では入院施設が使用できなくなっています。腎臓内科におきましても、入院をはじめ、透析療法、手術、PTA、腎生検などの治療ができない状態となっています。
一方、外来診療は、新患、再診いずれも通常通り行っており、現在も多くの患者さんが受診されています。但し、入院や特殊な検査が必要と判断される場合は、その他の専門施設へご紹介することになります。皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、どうぞご了承ください。

腎臓内科の特色

腎臓内科では、血尿や蛋白尿などの検尿異常が見られる腎炎や浮腫を来すネフローゼ、さらに腎機能が低下している腎不全、そして腎臓が働かなくなった方が受ける透析療法など、腎臓疾患全般の診療を行っています。

医療機関の認定

日本腎臓学会認定研修施設
日本透析医学会教育関連施設

スタッフ紹介

腎臓内科(宮中)

部長宮中 敬(H5年卒)

日本腎臓学会専門医、日本透析医学会専門医、日本内科学会認定医、日本高血圧学会指導医

主な対象疾患

検尿異常疾患、蛋白尿、血尿、急性糸球体腎炎、慢性糸球体腎炎、IgA腎症、紫斑病性腎炎、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症、高血圧性腎硬化症、全身性エリテマトーデス、ループス腎炎、多発性嚢胞腎、間質性腎炎、急性腎不全、慢性腎不全、急速進行性糸球体腎炎、顕微鏡的多発血管炎、グッドパスチャー症候群、透析シャント狭窄、透析シャント閉塞、静脈高血圧症、スティール症候群、腹膜透析関連腹膜炎、脱水症、電解質異常症、高ナトリウム血症、低ナトリウム血症、高カリウム血症、低カリウム血症、高カルシウム血症、低カルシウム血症、高血圧症、腎血管性高血圧症、二次性高血圧症

その他アピールポイント

① 透析になる方が一人でも少なくなるように、CKDの診療に力を入れています。
腎臓疾患の総称CKD(=慢性腎臓病)は透析の予備軍です。成人の8人に1人がCKDと言われており、特に熊本市は全国でも透析患者が多いことが知られています。生活習慣病でもある高血圧や糖尿病のコントロールと食事療法を組み合わせて治療を行っています。

②IgA腎症の治療は当院内で完結できます。
IgA腎症は日本人で最も多い慢性糸球体腎炎です。血尿や蛋白尿などを伴いますが初期では自覚症状がないため、健康診断で発見されることが多い疾患です。腎不全の予備軍であり、積極的な治療をお勧めしています。根治療法として扁桃腺摘出術+ステロイドパルス併用療法(扁摘パルス療法)を行っていますが、当院の耳鼻咽喉科と連携して治療にあたることにより、治療を当院内で完結することができます。

③急性腎不全など、緊急性の高い腎臓病に対しては24時間体制で対応しています。
急性腎不全は治る病気ですが、手遅れになると完治せず透析が必要になってしまいます。「尿が出ない」などの症状がある場合は早めに受診することをお勧めします。

④透析療法とシャント治療も得意としています。
当院は、透析を中心に行う血液浄化センターを備え、透析導入の方や、緊急治療・入院が必要な患者さんに対応しています。血漿交換療法やエンドトキシン吸着療法、LCAPなど、多種の特殊血液浄化療法も行うことが可能です。また透析患者の命綱であるシャントの治療は手術からPTA(経皮的血管形成術)まで行っており、素早い対応を心がけています。

注意事項

受診される際は、曜日の確認をお願いします。腎臓内科の受付時間は月曜日と木曜日の午前11時までとなっております。
緊急の場合は曜日、時間に関わらず、いつでもご連絡ください。

担当者からのメッセージ

熊本市から透析患者さんが1人でも少なくなるようにと願っています。健康診断で「尿に蛋白が出ていますよ」、「腎臓の働きが落ちていますよ」と言われた方は、ためらわずに是非受診してください。早期発見、早期治療に取り組んでいただけるようスタッフ一同お待ちしています。

病気のお話

腎臓内科よりワンポイントアドバイス!

診療実績

2014年診療実績
入院患者数 147名
血液透析療法導入症例数 27名
腹膜透析療法導入症例数 2名
シャント手術件数 56件
シャントPTA治療数 251件
腎生検件数 19件