診療科のご案内【整形外科】


重要なお知らせ

2016年4月の熊本地震以降、本院では入院施設、手術室やMRI検査などが使用できなくなっています。そのため、当科では外来診療のみ行っています。画像診断が必要な場合には、その他の医療機関にご紹介して行っています。

外来:月曜から金曜日まで毎日2診(午前)
新患や紹介患者にも対応可能です。現状では急患対応ができませんので、骨折や外傷等の治療、夜間・休日の対応は不可です。

手術適応で待機可能な変性疾患(関節疾患、脊椎疾患)に対しては熊本大学病院で手術を行うことになりました。 大学病院に入院して頂き、当院整形外科医師が手術を行います。

皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。

整形外科の特色

当院整形外科は熊本において市中病院で人工股関節置換術を最初に施行した病院であり、現在もその伝統を引き継ぎ、荷重関節外科、特に股関節外科の診断・治療に取り組んでいます。新生児股関節脱臼、学童期のペルテス病や大腿骨頭すべり症、若年者~壮年期の初期変形性股関節症や大腿骨頭壊死、老年期の変形性股関節症など、あらゆる年代の股関節疾患に対応可能です。
またもう一つの柱として、脊椎外科分野があります。当科では、椎間板ヘルニアや狭窄症などの変性疾患、化膿性疾患、外傷や腫瘍、側弯症などに対する手術治療を行っています。

股関節外科

青壮年期の変形性股関節症に対する関節温存手術(寛骨臼回転骨切り術など)、長期成績を重視し安定した手術手技による人工股関節手術、脱臼性股関節や人工股関節再置換手術などの高難度股関節手術を行います。

脊椎外科

側彎症に対する装具治療及び矯正固定手術、変性疾患・化膿性疾患・外傷などに対する低侵襲手術を行います。

膝関節外科

若年者のスポーツ外傷から変形性膝関節症に対応。人工膝関節手術、高位脛骨骨切り術、関節鏡手術を行います。

リウマチ外科

関節リウマチによる骨関節変形に対し、前足部形成術、手関節形成術、足関節固定術、環軸椎後方固定術などを施行。ADLの改善を図ります。

その他

開放骨折をはじめ、あらゆる骨折治療を行います。小児科、麻酔科と連携し、小児の骨折治療も行います。

医療機関の認定

日本整形外科学会認定施設
日本リウマチ学会認定施設
日本リハビリテーション学会認定施設

スタッフ紹介

整形外科(相良)

診療部長相良 孝昭(S60年卒)

脊椎外科

日本整形外科学会専門医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
日本リハビリテーション学会専門医
日本リウマチ学会専門医
熊本大学医学部臨床教授

整形外科(渡邉)

医長渡邉 弘之(H10年卒)

関節外科 外傷外科

日本整形外科学会専門医
日本体育協会認定スポーツ医
日本リウマチ学会専門医

主な対象疾患

・変形性股関節症、臼蓋形成不全症、大腿骨頭壊死など
・特発性側彎症、先天性側彎症、症候性側彎症など
・変形性膝関節症、半月板損傷、膝十字靭帯損傷など
・腰部脊柱管狭窄症、後縦靱帯骨化症、黄色靱帯骨化症、頚椎症性脊髄症など
・大腿骨頚部骨折、頭骨遠位端骨折など骨折全般
・先天性股関節脱臼、ペルテス病、大腿骨頭すべり症など小児股関節疾患など

その他の整形外科疾患全般に対応可能
(骨軟部悪性腫瘍は熊本大学へ、切断手指の再接着・血管のmicrosurgeryは他院へ紹介)

その他アピールポイント

1)寛骨臼回転骨切り術は平成4年以来約300例の手術経験があり、熊本県において多い症例数です。周術期の重大合併症を起こさないように細心の注意を払って施行しています。現在まで大出血等の発生はありません。

2)人工関節の最大のリスクは感染ですが、当科で行なわれた初回人工股関節置換術の早期感染例は皆無です。

3)側彎症に対する治療は特発性側彎症だけでなく、先天性側彎症の手術経験もあります。先天性側彎症や症候性側彎症は難治でリスクの高い症例が多いのですが、名古屋の名城病院、福岡のこども病院などと連携して、最善の治療を目指します。

4)骨折に関しては救急外来と共同して24時間対応可能です。骨盤骨折などによる出血性ショックに対しても放射線科によるカテーテル動脈塞栓術が可能です。また脊椎脊髄損傷に対しても脊椎外科医が常勤しているので対応可能です。

5)関節疾患に対する関節鏡視下手術も積極的に行っています。

注意事項

受診される際は、担当医師のスタッフ紹介をご参照ください。受付時間は午前8時30分から午前11時までとなっておりますが、緊急の場合はいつでもご連絡ください。

担当者からのメッセージ

当院は総合病院であるため、合併症のある小児や高齢者に対しても、他科と連携のとれた治療が可能です。また手術後は早期リハビリを行い、連携病院や紹介元へ適切な時期での転院が可能です。当科では股関節や脊椎などの変性疾患が多いため、手術で終わりとせずに外来で長期にわたり経過を見守ることを重視しています。

診療実績

2015年整形外科・リウマチ科総手術件数:995件 (2015/1/1~2015/12/31)

関節外科手術        169件
 寛骨臼回転骨切り術 19件
 人工股関節置換術  85件
 人口膝関節置換術  39件
 その他       26件
脊椎外科手術        112件
手の外科手術        40件
大腿骨頚部骨折手術     128件
(骨接合及び人工骨頭置換術)
外傷、その他        294件
seikei2015