センター紹介【血液浄化センター】


重要なお知らせ

2016年4月の熊本地震以降、本院では入院施設が使用できなくなっています。血液浄化センターにおきましても、透析療法などの血液浄化療法ができない状態となっています。
新病院再建までの間、大変ご迷惑をお掛け致しますがご了承ください。

血液浄化センターの特色

腎機能を代行する治療である透析療法を行っている部門です。血漿交換療法やエンドトキシン吸着療法、LCAPなど、多種の特殊血液浄化療法も行っています。
透析療法には血液透析療法と腹膜透析療法の二つの方法がありますが、患者さんの生活スタイルやご希望に合わせて治療を行っています。また当院へ入院される透析患者さんはたくさんの合併症を持っています。そのような患者さんも安心して検査や治療を受けることができるように、高水準でより安全な透析を提供致します。

■ベッド数20床、血液浄化装置20台(多人数用:17台、個人用:2台、オンラインHDF用:1台)

■血液透析 月・水・金  火・木・土

■腹膜透析

診療実績

1)血液透析(HD)

急性腎不全
脱水症、外傷後、火傷後、出血後、手術後、薬剤性、心不全、敗血症、ショック、腎炎、膠原病、尿路閉塞などによる急激に腎機能が悪化する病態です。一時的に透析療法が必要になる場合もありますが、腎機能を回復させ透析療法から離脱できることを目標に治療を行っています。

慢性腎不全
糖尿病、慢性糸球体腎炎、腎硬化症、多発性嚢胞腎、膠原病、先天性疾患、痛風などにより腎機能が低下して回復困難となる病態です。尿毒症などの症状が出てきたら透析療法が必要となります。患者さんにとって透析療法は大きな負担となりますが、その負担を少しでも減らして、良質な透析生活を送ることができることを目標に治療を行っています。

2)腹膜透析(PD)

患者さんご自身が行う透析療法です。病院への通院は月1回から2回と少なく、患者さんの負担が軽くなります。自分で頑張ろう!と考えている方は選択してみてはいかがでしょうか。良好な腹膜透析ライフが送れるように、お手伝い致します。

3)シャント治療

透析患者の命綱であるシャントの治療は手術からPTA(経皮的血管形成術)まで行っており、素早い対応を心がけています。

4)持続血液透析濾過(CHDF)

循環動態が不安定な腎不全、重症急性膵炎、劇症肝炎、急性肝不全などの方に行う血液浄化療法です。

5)腹水濾過濃縮再静注法(CART)

肝硬変、がん性腹膜炎などの方に行う血液浄化療法です。

6)白血球除去療法(L-CAP)、顆粒球除去療法(G-CAP)

潰瘍性大腸炎、クローン病などの方に行う血液浄化療法です。

7)血漿交換(PE)

劇症肝炎、急性肝不全、膠原病、骨髄腫、ギランバレー症候群、多発性硬化症などの方に行う血液浄化療法です。

8)エンドトキシン吸着(PMX)

敗血症性ショックなどの方に行う血液浄化療法です。

スタッフ紹介

腎臓内科(宮中)

部長宮中 敬(H5年卒)

日本腎臓学会専門医、日本透析医学会専門医、日本内科学会認定医、日本高血圧学会指導医

血液浄化センター(一二)

主任臨床工学技士一二 大心

腎臓内科医師3人、看護師4人、臨床工学技士5人

その他アピールポイント

血液透析導入

当院では、腎不全の患者様を多く受け入れており、年間30~40人の新規透析導入を行っています。

急性血液浄化関連

ICU/CCUにおけるCRRTについても、当診療部門は主に技術的な側面から関与・支援をしています。急性期の血液透析についても、全身状態、体液バランスが大きく変化します。これに応じて、透析条件や体液量管理を日々見直しながら治療を行っています。

腹膜透析の血液透析による補助

腹膜透析の合併症あるいは長期腹膜透析患者での血液透析による補助についても、当診療部門で支援しています。

透析液清浄化

透析液の生菌・エンドトキシンの定期的な測定を行い、汚染源や汚染経路の早期発見、対応に努めています。

最適透析条件

導入時には、不均衡症候群へ対応できるように、心電図・酸素飽和度(SpO2)・BV計等を装着して施行しています。また、膜素材への反応へ対応するため、PS・PMMA・EVAL・PAN等各種膜素材のダイアライザーを揃え、各患者さんにに合った治療ができるようにしています。

緊急時に対応

24時間オンコール体制で対応しています。