部門紹介【検査技術室】

お知らせ

熊本地震の影響により、検体検査センターおよび病理検査センターは新館4階にて、心電図・肺機能・超音波・脳波などの生理検査センターは新館3階にて検査を行っています。

検査値に関する説明をこちらに掲載しています。

 ご自分の検査結果をご覧になる際の参考にされてください。 
 「検査基準値と検査内容(H30年版)」(PDF:522kb) 

検査技術室の特色

臨床検査は体内に発生した病的異常の発見、その原因の究明、病状の把握のために大きな役割を担っています。患者さんにとって最良の治療法の選択やその治療効果の把握のためにも、日常診療に欠くことのできないものとなっています。当院の臨床検査は生理検査センター 、検体検査センター( 一般検査、血液検査、生化学・免疫血清検査、微生物 検査) 、輸血検査、病理検査センター からなる専門分野に分かれており、医師2名、検査技師18名(院外11名) 体制で患者さんのために日々努力いたしています。休日や夜間も、必要な検査については対応しています。

また、正確かつ迅速な検査をモットーにしており、至急検体検査は、原則検体提出後1時間以内に結果報告するように努めています。生理検査センター では心臓、頸部や下肢血管、腹部等の超音波(エコー)検査のほか、脳波や新生児聴力検査など、臨床各科の特色を生かした診療を側面から支援しています。

当院は県内唯一の一類感染症に対応可能な、第一種感染症指定医療機関ですが、現在休止状態にあります。またチーム医療の一つである感染制御チーム(ICT)の主要メンバーとして院内感染対策、院内ラウンド、連携病院とのミーティングやコンサルテーションを行っています。

尚、当院では検査のみの受託はいたしておりません。検査部をご利用の場合は、当院診療科の受診が必要となりますことをご了承願います。

検査内容

生理検査センター

心電図 トレッドミル ホルター型心電図/血圧計 イベントレコーダー 超音波(心臓・頸部血管・頭蓋内血管・乳腺・下肢静脈・下肢動脈・腹部・腎動脈・関節) 肺機能 呼気NOガス分析 脳波 神経伝導 聴性脳幹反応(ABR) 新生児AABR 血圧脈波(ABI/CAVI) 皮膚微小循環潅流圧(SPP)など

検体検査センター

(一般検査)

尿検査(定性・沈渣・尿生化) 便潜血 体腔液検査(胸水・腹水) 関節液 脳脊髄液 精液 妊娠関連 血液ガス

(血液検査)

血球算定 血液像 凝固・線溶関連検査 骨髄検査 マラリア検査など

(生化学・免疫血清検査)

蛋白 糖質 脂質 電解質 血清酵素 腎機能検査 グリコヘモグロビン 各種負荷試験 炎症マーカー ホルモン 腫瘍マーカー 心筋マーカー 感染症診断検査(梅毒・クラミジア・HIV・HTLV-1 他)肝炎ウイルス関連検査(HBV HCV)自己抗体検査 血中薬物濃度など

(微生物検査)

一般細菌 検査(各種染色・培養同定・感受性試験(MIC)) 抗酸菌 真菌検査などは、震災後外部委託に変更しています。 感染症迅速検査(インフルエンザ・RS・ノロウイルスなど)、各種抗生剤感受性統計処理 MRSAなどの耐性菌検出状況調査 細菌学的環境調査は継続実施しています。

(輸血検査)

輸血関連検査(血液型検査・不規則抗体検査) 不適合輸血・不適合妊娠検査(直接クームス検査・抗体価検査・抗体解離検査 ) 交差適合試験 血液製剤の管理など

病理検査センター

生検、手術材料の病理組織学的検査 術中迅速組織(細胞診)検査 免疫組織化学的検査  各種捺印・擦過細胞診 各種穿刺吸引細胞診

スタッフ紹介

検査技術室(田嶋)-200x200

室長田嶋 恵美子

認定資格紹介

日本超音波医学会認定超音波検査士     4名(心臓3、腹部3、体表4、血管2)
日本脈管学会認定超音波検査士(血管)   1名
日本不整脈心電学会認定心電図技師     1名
日本臨床細胞学会認定細胞検査士      3名
国際細胞学会認定細胞検査士        2名
日本救急検査技師認定機構認定技師     1名
臨床化学・免疫化学精度保証管理技師    1名
日本臨床検査技師会認定病理検査技師    2名
2級臨床検査士(病理)          1名
2級臨床検査士(微生物)         1名
1種衛生管理者              1名
健康食品管理士              1名
特別管理産業廃棄物管理責任者       1名
特定化学物質および四アルキル鉛等作業主任 2名
認定臨床微生物検査技師          1名
感染制御認定臨床微生物検査技師ICMT  1名
熊本地域糖尿病療養指導士         2名

その他アピールポイント

臨床検査技師はNST(栄養サポートチーム)の一員として患者さんの栄養管理に携わっており、検査における専門的知識を生かして「データに基づく病態や栄養状態」に関する問題点の抽出やアドバイスを積極的に発信しています。
 病理検査センターでは、ベッドサイトに出向き、穿刺吸引細胞診の検体採取介助を行い、検体不適正率低下および再検査率低下に努めています。また水泡擦過細胞診検体の標本作製のため皮膚科外来に出向き、ウイルス感染細胞の有無を迅速に報告しています。
 ICT(インフェクション コントロールチーム)活動の主な担当 業務として、MRSA、多剤耐性緑膿菌、ESBL(基質拡張型βラクタマーゼ) 産生菌)、クロストリジウムディフシール等 の耐性菌やインフルエンザ、ノロウイルス等の院内検出時に情報を提供し、週一度のコアメンバー会議、病棟や各部門へのラウンド、月一度の会議時に微生物 検査の各種集計報告を行っています。
AST(抗菌薬適正使用推進チーム)活動の主な担当業務として、アンチバイオグラムの作成、適切な検体採取の推進、臨床検査の実施や結果の活用が適切かの評価、耐性菌発生率などの指標の定期的な評価、などを行っています。

検査に関する最新情報などを発信する、「けんさ通信」を2~3ヶ月ごとに発行しています。