CT検査とは

放射線を使って体の内部を調べる検査で、体内の様々な病変を発見できます。中でも心臓・大動脈・気管支・肺などの胸部領域、肝臓・腎臓などの腹部領域の病変に関しては、優れた描出能が知られています。
当院では128列MDCT(マルチディテクタCT)と16列MDCT装置2台で検査を行っています。
特に128列MDCTは、撮影時間が非常に短く、一呼吸で撮影出来るため、呼吸による画像のずれもなく広範囲を撮影することが可能です。また、一度の撮影であらゆる角度から見た画像の再構成も可能です。(三次元立体画像=3D-CT画像、冠状断、矢状断等)
CT検査

臨床画像

心臓CT

心臓3DCT画像
心臓の機能や形態、冠動脈の狭窄なども評価して心筋梗塞などの診断に利用されます。

下肢血管3DCT

下肢CTA画像
腹部から足先までの血管の走行、狭窄や閉塞の有無を評価します。

大腸CT

CTC画像
腸管の腔内をあらゆる方向から観察可能で、閉塞があった場合でも従来のファイバースコープでは観察できない反対側からの状態も知ることができます。さらに造影剤を使用することで血管との関係が把握できます。

CT検査についてのご注意

CTは放射線の被曝を伴いますが、出来る限り被曝が少なくなるよう注意しておりますので、ご安心ください。
次のような方は事前にお申し付けください。
○心臓ペースメーカー・埋め込み型除細動器(ICD)などを身につけている方
○妊娠をされているもしくは、妊娠されている可能性のある方
○閉所恐怖症の方

検査中のご注意

○撮影は数十秒で終わりますので体を動かさないようにしてください。
○検査によっては、体を固定することがあります。

造影剤使用上の注意

検査によってはCT用の造影剤を使用することがあります。
造影剤は通常静脈より注射します。
造影剤が体に入る際に、体が熱く感じます。心配ありませんが、他に異常がある場合は、直ちにスタッフにお申し付けください。

CT用造影剤は比較的副作用の少ない安全なお薬ですが、次の点にご注意ください。
○腎臓の機能が低下してる場合造影剤が使用できない場合があります。
○ぜんそくにかかったことのある方・アレルギー体質の方は担当者にお知らせください。
○造影剤注入後気分が悪くなった場合、すぐに担当者にお知らせください。
○妊娠中の方は造影剤が使用できない場合があります。主治医にご相談ください。
○授乳中の造影検査は可能ですが、不安のある方は主治医にご相談ください。