婦人科がんについて

2014.08.14

子宮頸がん

子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)感染が原因といわれており、子宮頸部異形成や上皮内がんを経て発症し、近年では若年化の傾向にあります。当院では子宮がん検診精密検査実施登録医療機関であり、集団検診や施設検診で要精査となった方の精密検査も行います。前癌病変である異形成や上皮内がんに対しては年間70-80例のレーザー治療や円錐切除術を行っており、特にレーザー治療は日帰り治療が可能です。浸潤がんに対しては広汎性子宮全摘術や放射線療法などを行います。

子宮体がん

不正性器出血が主な症状であり糖尿病・高血圧・肥満などがリスク因子とも言われています。卵巣がんと同様に近年増加傾向にあります。治療は標準治療である手術療法を主として、摘出した組織の状態により手術後に化学療法や放射線療法を併用することもあります。

卵巣がん

出血などのわかりやすい症状がなく、検診やお腹の膨らみなどで見つかることが多い疾患です。子宮体がん同様に近年増加傾向にあります。治療の原則は手術を行いそののちに化学療法を行いますが、化学療法を先行することもあります。