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緩和ケア外来

ごあいさつ

緩和ケアセンター長 橋口清明

 熊本市民病院では平成18年9月から緩和ケアチームを発足させました。緩和ケアチームでは、これまでに入院していらっしゃる患者さんに緩和ケアを提供してまいりました。このたび、通院中の患者さんにも対応できるように緩和ケア外来を開設いたしました。

 みなさまのご相談をお待ちしております。

緩和ケア外来を開設しました

 当院ではがんに代表される、つらい症状をお持ちの患者さんおよびそのご家族の苦痛の軽減や療養の質の維持向上を目的として、緩和ケア外来を開設しました。がんの患者さんの最もつらい苦痛である疼痛を軽減することはもちろんですが、可能な限り快適な療養生活を過ごしていただくというのが緩和ケアの目的です。これまでの縦割りの医療から横割りでいろいろな人の意見を集めて診療できるような医療を目指していきます。

 緩和ケアとは何かをお知りになりたい方がおられると思います。緩和ケアとは、進行がんの患者さんだけでなく、がんと診断された患者さんが可能な限り快適に過ごされるように支えて差し上げる医療のことです。患者さんのつらさを予防したり軽減したりするということは、緩和ケアのみならず、すべての医療の基本と同じであると思います。すなわち、緩和ケアは医療の基本となるものです。

 なぜ、緩和ケアが重視されるようになってきたのでしょうか。まず、統計的に日本人男性の2人に1人、女性3人に1人が生涯のうちにがんに罹る可能性があるとされ、がんが“国民病”と言ってよい状況になってきたからだと思います。それに加えて、がんの患者さんの苦痛の緩和が十分にできていないということが認識されだしました。また、緩和ケアを受けようと思ってもこれまでは専門的な機関が少なかったということもあります。そこで、がん診療連携拠点病院である熊本市民病院に緩和ケアチームを置き、緩和ケアを提供する体制を作りました。これまでは入院されている患者さんが対象でしたが、今回緩和ケア外来を開設したことで、外来通院中の患者さんにも対応できるようにいたしました。

 緩和ケア外来だけで対応できないときは、緩和ケアチームとして診療にあたらせていただきます。緩和ケアチームは様々な診療科の医師や薬剤師、看護師、ソーシャルワーカー、管理栄養士などで構成されています。院内の多職種が共同でお一人お一人の患者さんに最適な緩和ケアを提供できる体制を作り上げていきます。また、地域の他医療機関とも連携を取りながら、それぞれの患者さんにきめ細かな対応をしていくようにいたします。

 お一人で悩まれず、ご相談においでください。

緩和ケア外来のスタッフ 橋口医師と田代看護師

緩和外来受付

院内に掲示した緩和外来開設のポスター

お問い合せ先

 緩和ケアをご希望の方は主治医または看護師にご相談ください。緩和ケアについて詳しい説明をご希望される場合は下記にご連絡ください。

新館2階・地域連携室:がん相談支援センター
(TEL: 096-365-1711)
月~金曜日(8:30~17:00)

外来担当医師及び週間予定

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