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小児外科

診療の特徴・特色

小児の一般外科:小児外科は小児(15歳以下)の一般外科です。下記のような消化器・呼吸器・泌尿生殖器・形成外科疾患の一部を含む多彩な疾患を治療し、平成22年は入院総数389例、手術総数334例(平成21年は入院総数343例、手術総数308例)。また当院は日本小児外科学会の認定施設であり小児外科専門医・指導医1名と専門医を目指す小児外科医2名が担当いたします。

<対象疾患>

  • 腹壁異常(いわゆる出臍、脱腸など):臍ヘルニア、鼠径ヘルニア、陰嚢水腫、白線ヘルニア、臍帯ヘルニア、腹壁破裂など
  • 消化管疾患(嘔吐、腹痛、排便異常など):食道閉鎖症、胃食道逆流症、胃軸捻転、肥厚性幽門狭窄症、腸回転異常症、小腸閉鎖症、鎖肛、ヒルシュスプルング病、メッケル憩室、腸重積、急性虫垂炎、肛門周囲膿瘍、乳児痔瘻、切れ痔、便秘症、など
  • 肝胆膵疾患(黄疸、灰白色便、腹痛など):胆石症、胆道拡張症、胆道閉鎖症、膵炎など
  • 胸部・呼吸器疾患(咳、呼吸困難、胸郭変形など):肺嚢胞性疾患、縦隔腫瘍、横隔膜ヘルニア、横隔膜弛緩症、漏斗胸など
  • 泌尿生殖器疾患:停留精巣、触知不能精巣、包茎、尿道下裂、陰唇癒合、卵巣腫瘍など
  • 頭頚部疾患:正中頚嚢胞、側頚嚢胞、舌小帯短縮症、腫瘍(リンパ管腫、血管腫など)
  • 固形腫瘍:神経芽腫、腎芽腫、肝芽腫、横紋筋肉腫、奇形腫(仙尾部、後腹膜など)

新生児外科:当院には総合周産期母子医療センターがあり年間300名以上の新生児がNICUに入院します。そのうち40名前後の赤ちゃんに外科疾患があり、新生児の特徴を理解した新生児科医、麻酔科医、看護師と協力して治療にあたり手術成績は良好です。平成22年は新生児手術数17例でした(平成21年は32例)。

低侵襲手術:従来の手術に比べて傷が小さく痛みが少ない手術法を導入しています。

  • 腹腔鏡・胸腔鏡手術:虫垂炎、鼠径ヘルニア、胃食道逆流症、ヒルシュスプルング病等。
  • 鼠径ヘルニアは従来法でも約8mmの切開創で手術しますので痕が目立ちません。
  • 漏斗胸には胸腔鏡の観察下にNuss法を行っています。
  • 臍ヘルニアには乳児期まではテープ固定法が効果的です。
    治療しない場合にヘルニアの大きさ形にあわせた各種の皮弁形成術で形の良い臍を造ります。

短期入院手術:ご家族にとっても負担が少ない医療を目指します。鼠径ヘルニア、陰嚢水腫、臍ヘルニア、包茎等に日帰り手術が選択できます。停留精巣は1泊2日の手術です。

漢方、プロバイオティクス:胃食道逆流症に六君子湯、重症便秘に大建中湯やプロバイオティクス、難治性痔痩に十全大補湯を投与して効果を認めています。

医療機関の認定

  • 日本小児外科学会認定施設

外来担当医師及び週間予定

曜日
 午前午後午前午後午前午後午前午後午前午後
 (手術)(手術)担当医山本(手術)山本
(手術)
(検査)山本(手術)

 急患は24時間体制で対応しています

スタッフの紹介

名前役職卒業年度専門分野
山本裕俊部長S.56日本小児外科学会指導医・専門医
日本小児外科学会評議員
日本内視鏡外科学会評議員
吉井大貴医員H.18小児外科
匂坂正孝医員補H.18小児外科