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建物の基本概要

建物の基本概要

 新病院では、熊本地震の経験を教訓として、免震装置や耐震性のある受水槽等を設置し、発災後も診療が継続できる機能を整備しています。屋外やエントランスホールに十分なスペースを確保し、災害時にはトリアージおよび患者治療スペースとして使用します。また、ライフラインの二重化を進め、食料や医薬品などの備蓄と併せて、一定期間、自立的運営が可能な病院となっています。

ヘリポート

 建物の屋上にヘリポートを整備し、患者さんの受け入れ体制を強化しています。熊本県ドクターヘリや熊本県防災消防ヘリ「ひばり」等を受け入れ、県内外の周産期医療の拠点としてお母さんと幼い命の緊急時に対応するほか、災害時には他都市からの患者さんの搬送にも使用します。

水源設備

 熊本地震で受水槽が破損し水の供給ができなくなったことを教訓として、地震にも強い鋼板製の受水槽を採用しています。また、上水道が停止した場合に備えて、敷地内に井戸を設け、くみ上げた水をろ過する装置を設置し、病院機能にとって生命線である水を二重に確保しています。

電力供給設備

 電力供給は変電所から別々の2ルートで引き込み、安定的に電力供給ができる仕組みを採用しています。災害時の停電に対する予備電源としては非常用発電機を2機設置し、72時間運転できる燃料を備蓄しています。非常用発電機は、豪雨による浸水に備えて屋上に設置しています。

災害時医療活動支援スペース

 災害時には正面玄関の外部にトリアージスペースを設け、軽症患者は立体駐車場、中等症患者はエントランスホール、重症患者は救急部門で治療を行います。エントランスホールには非常電源、医療ガス、電子カルテのアウトレットを設置し、災害備蓄倉庫を隣接して配置しています。

免震装置

 大地震発生時においても防災拠点施設としての機能を維持し、医療活動が継続できるように、耐震性能に優れた免震構造を採用しています。地下の建物と基礎の間に、鉛プラグ入り積層ゴムアイソレータ、オイルダンパー等4種類98基の免震装置が設置されています。