院長ご挨拶

熊本市民病院 院長 髙田 明

熊本市民病院 院長
髙田 明


 熊本地震から3年が経ち、いよいよ今年開院を迎えることになりました。病院の工事も順調に進んでおり6月末に新病院は竣工し、10月1日開院、同7日に診療開始を予定しています。
 昨年地域医療構想調整会議において熊本市民病院が担う役割について発表させていただきました。これまで担ってきた小児・周産期医療を継続するとともに、二次救急医療機関としての救急医療、生活習慣病やがんなどに対する質の高い急性期医療の提供、災害に即応できる体制を整えると共に感染症医療への取り組みなどを重要な役割として取り組んで参ります。
 新病院の病床は388床(一般病床380床、感染症病床8床)となります。建物は免震構造で地上7階建て、屋上にヘリポートを配置しライフラインの多重化を行い災害に強い病院となります。「市民の生命と健康を守るために、安全で良質な医療を提供します」という理念を掲げ、政策医療はもちろん専門性の高い安心安全な医療を提供することで、市民の健康と福祉の向上に貢献して参ります。20年、30年先を見越して患者さんにとって利便性が高く、機能性に優れたすばらしい病院づくりを目指して最大限の努力をして参ります。
 現在当院では限られた診療しかできません。新病院で従事する医療者の確保、医療の先端技術の習得などを目的に、多くの看護師、医療技術職を本庁部局や他病院へ派遣し研修を行っております。10月1日の開院にあわせて順次帰院していただく予定ですが、地震で得た教訓とそれぞれの場で培ってきた経験を基にきっと大きな力になってくれるものと期待しております。
 今後も地域から頼りにされ、えがおが生まれる病院づくりをめざして、職員一丸となって努めて参りたいと思いますので、皆様のご指導ご協力をよろしくお願い申し上げます。

(令和元年5月)