院長ご挨拶

熊本市民病院 院長 髙田 明

熊本市民病院 院長
髙田 明


熊本地震から2年が経ち、熊本市民病院も新病院再建に向け着実に計画を進めております。
 今年の3月には熊本市病院改革プランを策定いたしました。平成27年3月にだされた「新公立病院改革ガイドライン」に沿ったものですが、熊本地震による病院被災のため1年遅れの策定となりました。「仁愛と奉仕の心をこめて最善の医療を提供する広域的な拠点病院 ~将来を担う子ども達、そして全ての市民の生命・健康を守るために~」という理念を掲げ、これまで担ってきた総合周産期母子医療を継続するとともに、政策医療はもちろん専門性の高い安心安全な医療を提供することで、市民の健康と福祉の向上に貢献して参ります。
新病院の病床は当初392床(一般病床380床、感染症病床12床)でしたが、熊本県地域医療構想で熊本医療圏と上益城医療圏の2次医療圏が一体化されたことにより感染病床が8床となり、総病床数は388床となりました。新病院は免震構造で地上7階建て、屋上にヘリポートを配置し災害に強い病院となります。今年の2月から工事を開始し平成31年6月末に病院は完成し、秋には開院を予定しています。20年、30年先を見越して患者さんにとって利便性が高く、機能性に優れたすばらしい病院づくりを目指して最大限の努力をして参ります。
現在当院では限られた診療しかできませんので、新病院で従事する医療者の確保、医療の先端技術の習得などを目的に、多くの看護師、医療技術職を本庁部局や他病院へ派遣し研修を行っております。新病院の開院にあわせて再結集してもらいますが、それぞれの場で培った経験を基にきっと大きな力になってくれるものと期待しております。
今後も地域から頼りにされ、えがおが生まれる病院づくりをめざして、職員一丸となって努めて参りたいと思いますので、皆様のご指導ご協力をよろしくお願い申し上げます。

(平成30年6月)